カファブレンドは、本来、エチオピアモカハラーとグアテマラのブレンドです。
「自分が飲みたいコーヒーだけを焙煎するスタイル」のカファの定番です。
ドリップ良し、エスプレッソ良し、アイスも良し。
適度な焙煎のブレにより、飽きないし。
ところが、去年から
エチオピア産の豆の輸入停止が続いていて
現在は、代替として
イエメンモカを使っています。
高級豆としてコーヒー中毒者の一部を虜にするイエメンモカマタリです。
原種と言ってよい品種と、原始的な栽培法と精製法が
イエメンのモカとエチオピアのモカに共通します。
数ヶ月間、イエメンカファブレンドを続けていますが、
だいたい、気心が知れてきた感じの最近です。
ようやく、味の特徴が言葉にできるようになりました。
イエメンモカは砂漠のオアシスであり、
エチオピアハラーは、太古の森のエキスである。なんちゃって。
イエメンは強いシンプルな味と香りがあります。
エチオピアには、森の湿り気のような複雑だけど淡い匂いと味があります。
個人的には、エチオピアのカファブレンドの方が好きです。
エチオピア豆の輸入再開を祈りつつ、
せっかくのチャンスだから、いろいろやってみている最中です。
イエメンは、今まで、
最高と言われる(値段も)イエメンモカバニーマタルを使っていましたが、
今回から、イエメンクラシックモカといわれる豆に変えてみました。
理由は、価格がほんの少し安いこと。
昔ながらの製法であり、品種も原種であること。
もしかしたら、バニーマタルより、好みかもしれないし。
一度目のブレンドしてみました、うまい。
バニーマタルより少し森を感じると思います
同じイエメンモカマタリといわれる豆でも、産地がちがうとちがうのだ、と実感。
たぶん、しばらくはこのクラシックモカでいきそうです。
ルワンダという選択肢もあるのだけど、これは、水洗式なのです。
カファの焙煎人は、ナチュラル精製の豆にこだわっているのです。
ある時、焙煎人が言いました。
「洗わないで天日乾燥がいいんだわ。」
そうだったのか。
赤いコーヒーチェリーの赤い皮と果肉を削る
パーチメントと呼ばれる皮にくるまれた豆をきれいに洗う
きれいなパーチメントをシートの上に拡げて並べて天日乾燥
きれいな味になる。水洗式は均質だ。
一方、赤いコーヒーチェリーが、そのまま、乾いた地面やシートの上で、
時間をかけて、乾燥してゆく。
水分が飛んでゆく。ミイラのようにひからびる。
あるものは、微妙に発酵するだろう。
その森の生態系と風土のなかで、熟成する。
これが、ナチュラルなコーヒーです。
カファブレンドは、
ナチュラルな豆のちからが与えてくれる何かを、感じられるコーヒー
だったら、いいな。
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