Timor lorosae blend(チモールロロサエブレンド)について

東チモールという国を知っていますか?
インドネシアから独立した小さな貧しい島国です。
ポルトガルの植民地時代に作付けられたコーヒーが大きく育っています。
車もない山の中、人々が裸足で、生活しています。


僕がただ一箇所、訪ねたことがあるコーヒーの産地です。
首都のディリは、貧しい、政情不安な、さびれたリゾートといった趣でした。7年前のことです。
海辺のディリから、パジェロで、3,4時間。山へはいります。
標高は1300メートル。夜は寒いほどでした。
霧がたち、気温差が大きい。
そんな森に、山の斜面に、コーヒーのジャングルはありました。
なんと、野生的なコーヒーの木々。

そのコーヒーの森の斜面を、裸足の少年たちが、先を争って、駆け上がってゆく。
垂れ下がったコーヒーの巨木の枝にぶらさがって、遅れて息が切れている僕を見て笑う。
小さな馬の背のかごいっぱいのコーヒーチェリーをのせて
斜面のこみちを小さな女の子と父親が降りてくる。
女の子が、くりくりしたきれいな目で見ている。
恥ずかしそうだけど、目は、はっきりまっすぐ見ている。

電気もない。水道もない。車もない。飢えることがある。戦争もあった。
全然、可哀想ではなかった。山の中では。


パルシックのサイトへ
オールタートレードジャパンのサイトへ



kaffaには、定番のkaffablendとは別に
timor lorosae blendがあります。
チモールの産直豆です。
アジア太平洋資料センターというNGOが中心になって、現地の農家を直接支援していました。
市場価値と農民たちの手にわたる現金を高めるために
水洗式の精製のための施設の建設や、エンジン式の果肉除去機や、そのノウハウの伝授や、
その他、僕が知らないいろんな支援がなされているはずです。
くわしくは、パルシックというNPO法人のサイトをみてください。
その生豆です。その生豆をATJというフェアトレード会社から、仕入れています。
深く焼いたものと浅く焼いたものをブレンドしている単品ブレンドです。

パルシックやATJの商品とは、全然違う東チモールの味だと思います。
そうなってしまいました。
それが、「いいこと」ならいいんですが。
こちらもカファ好みのコーヒーになっています。
おいしく飲めて、東チモールの風土が感じられるものです。

東チモールのコーヒージャングルを味わってください。